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load linked/store conditionalについて

スタック・オーバーフロー Asked by Hambrian on December 5, 2021

MIPSの命令に
load linked/store conditional(以下LL/SC)という命令があり、これらの動作が分かりません。

<私の理解>
LLとSCによる不可分なSWAP

LLの動作
①メモリ上のアドレスを指定し、アドレスに入っている値が1かどうか確かめる
②値が1ならば、ロックがかかっているので何もしない。値が0ならば、ロックするアドレスの値をレジスタにストアする

SC
①メモリ上のアドレスを指定し、対となるLL命令によってロックされているならば、
レジスタの値をメモリ上のアドレスにストアする。
②①が成功したらレジスタの値を1にする。失敗なら0にする。

<質問>
LLやSC自体がbeqなどを含んだ複雑な命令に見えるのですが、
これらは単一の命令なのですか?

LLとSCは一対の命令であると、「コンピュータの構成と設計(上)」に書かれているのですが、一対の命令という意味がわかりません。連続して使うから一対と言うのですか?

マルチプロセッサなどでは、どのプロセッサの命令がどういう順番で実行されるかわからないから、競合が発生する可能性があり、あるプロセッサのLLによりロックされた場合、同じプロセッサのSCであれば、それをアンロックできると言うことですか?

One Answer

記憶を頼って、、と不安でしたので、調べてみました。

http://nanoappli.com/blog/archives/3162

そのまま、該当する箇所の話と思います。

マルチタスク(or 類似)を前提にした命令で、LLで、指定アドレスの値を取得し、SCで更新するという事です。もし、LL と SCの実行の間に、他のアプリ(or CPU)が指定アドレスの値を書き換えていた場合、SCは失敗する(エラーになる)という事ですね。 (beq でその結果を元に処理を変更する)
なお、上記のページでも触れられていますが、MIPSは、RISC-CPU(この言い方で良い?)なので、複雑な命令はほとんどありません。シンプルな命令の組合せて処理します。

Answered by user25315 on December 5, 2021

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